今朝は、目が覚めた瞬間からなんとなくおかしいなという感じがありました。
悪寒がして体が重く、ベッドから起き上がるのもひと苦労。熱を測ってみたけれど、発熱はなし。数値的には問題ないけど、体が訴えてくる「いつもと違う感じ」。この違和感って、案外自分の体がいちばんよくわかるんですよね。
朝ごはんも、いつもならわりとスムーズに食べられるのに、今日は少しずつ、休憩しながらゆっくり食べるような感じでした。決して食欲がないわけじゃないけど、とにかく体がだるくて動かない。たぶんこれが「倦怠感」ってやつなんだと思います。
点滴をしていた期間が長かったので、移動も制限されていたし、自由が利かないことにも少しずつ慣れてきていたけれど、今日の午後からは、やっと点滴が外れて初めてのシャワーを浴びることができました。
妊娠・入院中ということもあって、これまでにもシャワーを浴びられない日が何度かありました。だからこそ、「シャワーを浴びる」という、それだけのことがものすごく特別で贅沢なことのように感じます。
体が洗えてすっきりしたのはもちろんなんですが、それ以上に「自分の意思で動いて、思うように体を洗える」って、当たり前じゃないんだと、身をもって感じました。
体調を崩すと、つい「またできないことが増えた」とか「思うようにいかない」と落ち込んでしまいがちですが、今日はむしろ、「できるようになったこと」のありがたさに目を向けることができた気がします。
でも正直なところを言えば、今日は一日中、眠たくてたまらない日でもありました。午後もシャワーのあとすぐベッドに戻って横になり、そのままウトウト。夜までずーっと、まるで電池切れのおもちゃのように、スイッチが入らないまま過ごしていました。
眠気って、体が休息を求めているサインだとは分かっているけど、ここまで眠いと逆に心配になるレベル。赤ちゃんも、私と一緒に休んでくれているといいな。
23日目ともなると、入院生活にもリズムができてきた反面、心も体もふとしたときに不安定になる日もあります。でもそんな中で、「今日はシャワーが浴びられた」「なんとなくでも自分の体調の違いに気づけた」という小さな一歩一歩が、自分にとっての前進なんだと思いたい。
明日は今日より、少し元気になっていますように。
そしてまた、ほんの少しでも「普段通り」に近づけるように。
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