入院生活も、気づけば24日目。
もうすっかり病室でのリズムには慣れてきたけれど、体の状態は日によって違っていて、「今日は大丈夫そう」「今日はなんだかしんどいかも」と、その波に一喜一憂しています。
今朝は、いつものようにお腹のモニターをつけてもらって状態を確認してもらいました。
先日、点滴が外れて、今は張り止めの内服薬に切り替わっているのですが、やっぱり点滴のときに比べると、お腹が張る回数が明らかに多くなった気がします。
モニターでも張りの反応がちょこちょこ出ていたようで、看護師さんと相談して、今朝は追加で1錠、薬を飲むことになりました。
「もう少し様子を見てみましょう」とのことだったけど、やっぱりお腹が張るのは不安になる。赤ちゃんは大丈夫かなって、ついつい心配になってしまいます。
そして、点滴が外れてから明らかに違うと感じるのが、“眠気”です。
とにかく一日中、眠たくてたまらない。
薬の影響もあるんだと思いますが、それに加えて、ずっとベッドの上での生活というのもあって、体力がどんどん落ちているのを実感しています。
起き上がるだけで息切れしたり、トイレに行っただけでちょっとした運動をしたみたいに疲れてしまったり。
自分でもびっくりするくらい、体が重たくてだるいです。
入院前は、仕事や家のことをバタバタこなしていたのに、今はただベッドで横になっているだけで精一杯。
このギャップが、ちょっとだけ切なくもあります。
でも、そんな中でも今日はちょっと心がほっとする時間がありました。
看護師さんと話していたときに、「生まれた後のサポート体制とか、誰か頼れる人はいる?」と聞いてくれて。
実はそれ、ずっと気になっていたんです。
出産後のことって、つい「その時になったら考えよう」と後回しにしがちだけど、今のうちから少しずつ準備しておくことで、きっと自分の気持ちも楽になるんだろうなと感じました。
家族の協力や、利用できる支援があるて本当にありがたい。
「困ったら遠慮なく相談してね」と言ってもらえただけで、ずいぶん心が軽くなりました。
この入院生活は、決して楽ではないし、不安や孤独を感じることも多いけれど、看護師さんや助産師さんたちが声をかけてくれたり、ちょっとしたことでも気にかけてくれるだけで、どれだけ救われているか分かりません。
体調が整ってきたとはいえ、まだまだ油断はできない毎日。
赤ちゃんに「もう少しお腹の中で育ってね」と話しかけながら、今日もベッドの上で静かに過ごしています。
明日は少しでも張りが落ち着いて、安心して過ごせる1日になりますように。
焦らず、無理せず、今できることを少しずつ。