切迫早産での入院生活|33週〜37週の週ごとの変化と「正期産」について

切迫早産のため、33週から約1ヶ月間入院していました。この記事では、週ごとの身体の変化や気持ちの揺れを書いています。同じように不安な気持ちで入院生活を送っている方の参考になれば嬉しいです。

入院期間:33週〜37週(約1ヶ月間)

33週|入院開始。不安と体の違和感

妊婦健診で「子宮頚管が短くなっており、切迫早産のリスクがある」と診断され、急遽入院することに。突然の入院に戸惑い、夜もなかなか眠れませんでした。

•症状:お腹の張り・便秘・不眠

•精神面:初めての入院生活への不安

便秘の原因と対策

妊娠中はホルモンの影響で腸の動きが鈍くなり、便秘になりやすくなります。

→ 対策としては、水分をしっかりとる・食物繊維を意識する・医師に相談して便秘薬を処方してもらうっていました。

34週|気持ちの波と身体の変化

入院生活に慣れてきたとはいえ、家に帰りたい気持ちが強くなる週でした。頭がぼーっとしたり、お腹の重みで立っているのもつらく感じました。

•症状:お腹の痛み(下腹部のズキズキ)、眠気、足のつり、鉄分不足が発覚

•精神面:ホームシック、ぼーっとする、眠気が強い

足がつる原因と対策

妊娠中は血液循環の変化やミネラル不足が原因で足がつりやすくなります。

→ つった時は、足の指をつかんで自分の方に引っ張って対応していました。また水分も沢山摂るように意識していました。

35週|お腹がさらに重く、体調の揺らぎ

お腹がさらに重たくなり、シャワーではなく清拭をお願いすることも増えました。点滴の刺している部分が痛んだり、胸が締め付けられるような感覚があり、不安が募りました。

•症状:清拭、点滴の痛み、下腹部の痛み、胸の違和感

•赤ちゃんの様子:モニターで元気がなくなったように見え、「臍の緒の絡まり」の可能性を指摘される

臍の緒が絡まる原因と対策

臍帯が赤ちゃんの動きで絡まることは比較的よくあることで、多くは自然に解消すると先生から説明がありました。→ 定期的な胎動チェックが重要です。

36週|退院間近、でももう少し入院へ

臨月に入り、当初はこの週で退院予定でした。しかし、医師から「正期産」について説明を受け、もう1週間入院することになりました。

•症状:体が重くて動きにくい、食欲低下、体力の限界を感じる

•精神面:退院の希望と不安が入り混じる

体力低下・食欲不振の原因と対策

長期の安静生活や食事量の変化による筋力低下が原因です。

→ 食事は少量でも栄養のあるものを選び、可能な範囲でベッド上のストレッチや軽い体操をして過ごしていました。

37週|退院!正期産を迎えて

いよいよ退院の日を迎えました。37週0日、妊娠期間の中でも「正期産」と呼ばれる時期に入り、ようやく赤ちゃんに会える準備が整ったと感じました。

•気持ち:嬉しさ・安堵・退院後の生活への期待と緊張

正期産とは?

切迫早産で入院していたため、退院のタイミングについて医師から「正期産」という言葉を初めてしっかりと説明されました。

•早産:妊娠22週〜36週までに生まれること

•正期産:妊娠37週0日〜41週6日までに生まれること

この期間に生まれる赤ちゃんは、肺などの機能が十分に発達しており、健康に生まれてくる確率が高くなります。私も36週での退院を予定していましたが、赤ちゃんの成長を第一に考えて、もう1週間入院することにしました。

おわりに

切迫早産での入院は、体も心も想像以上に大変でした。でも週ごとの変化を丁寧に記録することで、少しずつ自分と赤ちゃんが乗り越えている実感が持てました。今これを読んでいるあなたも、きっと乗り越えられます。

同じように入院している妊婦さんの参考や励みになりますように。

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