【妊娠記録】切迫早産での突然の入院〜退院後の気持ちまで

今日は、妊娠33週で切迫早産の可能性があると言われて急遽入院になった時のこと、そして退院後の気持ちまでを記録として残しておこうと思います。

突然の入院。張りはあったけれど…

妊娠33週の健診で「子宮頸管が短くなっている」と言われ、その日のうちに入院が決まりました。

もともとお腹の張りは感じていたものの、初めての妊娠で「これが普通なのか、異常なのか」自分ではよく分からず…。

しかも、里帰り出産で病院が変わったばかり。前の病院では特に問題なしと言われていたので、「え?なんで?」という気持ちと、「これからどうなるんだろう」という不安で、ただただ涙が止まりませんでした。

張り止めの点滴と続く不安な日々

入院後は24時間の張り止め点滴がスタート。でも、張りはおさまらず、点滴の濃度もどんどん上がっていきました。

NICUのある病院に転院するかもしれないという話も出て、常に不安な気持ちでいっぱい。

便秘も張りの原因かもしれないと伝えても、対応は「点滴の濃度を上げるだけ」。根本的な解決にならず、苛立ちと不安が募っていきました。

自分でヨーグルトをお願いしたり、便秘薬を処方してもらったり…少しでも体調を整えられるように、自分でできることを探しながら過ごしていました。

 

小さな違和感と、不信感への変化

入院から2週間ほど経ったころ、点滴の濃度を下げるという話が出ていたのに、実際には変更なし。

ここ数日、先生の説明と処置内容が噛み合わないことがあり、「なんで?」と違和感が増えていました。

もちろん医療の専門的なことすべてを理解できるわけではないけれど、説明不足のまま進むことに不安が募り、ついには小さな不信感へ…。

思い切って看護師さんに相談してみると、丁寧に状況を確認してくれて、わかりやすく説明し直してくれました。

その対応に、少しずつ気持ちが落ち着いていったのを覚えています。

退院の喜びと、家族とのすれ違い

36週を迎え、「そろそろ退院でも良いですよ」と先生からの話がありました。

ようやくここまで来たという安心感と、家に帰れる嬉しさでいっぱいでした。

でも、家族は「37週の正期産までいてほしい」と反対。

「臨月に入ったら退院できる」と先生や家族と話していたのに、急に「正期産の話」をされて、戸惑いとイライラが込み上げてきました。

正直、何かあっても赤ちゃんを育てていく覚悟はできていたつもりでした。

でも、そんな中で「臍の緒が赤ちゃんに絡まって元気がなくなった」という一件が起こり、やっぱり不安に…。

結局、37週までの入院を決意しました。

正期産に入っても、体力が追いつかない

37週に入り、正期産ということで「歩いていいですよ」と言われたけれど、約1ヶ月間の安静生活で体力はガクンと落ちていました。

歩きたくても思うように歩けず、焦りと戸惑いばかり。

そして38週の妊婦健診。

「赤ちゃん、まだ下りてきてないね。もっとたくさん歩いて」と言われ、促進剤の話まで出てきました。

もちろん、赤ちゃんが下りてきていないのは自分でもわかっていたけど、それでも入院中から自分なりにできる運動はしていたし、もどかしさも残ります。

でも、できることを一つずつ、一生懸命にやるしかない。

今はただ、赤ちゃんが無事に生まれてきてくれることを祈っています。

これから出産を控えている方、同じように切迫早産で入院されている方に、「あなたはひとりじゃないよ」という気持ちが届けば嬉しいです。

 

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