夜、赤ちゃんを寝かしつけてやっと自分も眠りについたとき。
その静かな部屋に、ガチャガチャと食器の音が響いてきました。
「うるさいなぁ…せっかく寝たのに!」
そう思えば、イライラも募ります。
でも、見方を変えればどうでしょう。
「私が寝ている間に洗い物をしてくれているんだ」
そう考えると、むしろありがたいこと。
同じ「音」という出来事でも、捉え方ひとつで気持ちは大きく変わるのだと気づきました。
感謝の気持ちは「不器用さ」の奥にある
正直なところ、夫の家事はまだまだ不器用。
洗い物も雑に見えるし、時には食器がちゃんと乾いていないこともあります。
でもそれは「やり方を知らないだけ」で、決して「手伝う気持ちがない」わけではありません。
完璧ではないけれど、「やってくれる」という行動そのものが大事。
その奥には、私を少しでも楽にしようという気持ちがちゃんとあるのです。
「半分しかない」か「半分もある」か
これは、コップに水が入っているときの例えに似ています。
「水が半分しかない」と思えば不満が残るし、
「水が半分もある」と思えばありがたく感じられる。
同じ状況でも、自分の考え方ひとつでプラスにもマイナスにも変わっていくのです。
子育て中こそ「プラスの見方」を
赤ちゃんが生まれると、どうしても生活は不規則になります。
夜泣きで寝不足、家事も思うように進まない…。
そんなときに、周りのちょっとした行動にイラッとすることは誰にでもあるはずです。
でも、そこでマイナスにとらえるよりも、
「ありがたいな」「助かるな」とプラスに考えられたら、
自分の気持ちがぐっと楽になります。
子育ては夫婦二人三脚。
相手の不器用さに目を向けるよりも、
「手伝ってくれている」という事実に感謝できたら、
夫婦関係もより優しく温かいものになるのだと思います。
まとめ
同じ出来事でも、考え方で気持ちは変わります。
夫の洗い物の音を「うるさい」と思うか「ありがたい」と思うか。
どちらを選ぶかは、自分次第。
毎日の小さな出来事をプラスに受け止められると、子育ても夫婦関係も、もっと心が軽くなっていく気がします。