ハンドメイドでバッグやポーチを作ってみると、「なんだか形がくたっとしてる…」「市販品みたいにパリッとしない…」と思ったことはありませんか?
そんな時に役立つのが**「接着芯」**です。
今回は接着芯の基本と種類ごとの使い分け、アイロンでの貼り方まで、初心者さんにも分かりやすく解説します!
そもそも接着芯ってなに?
接着芯とは、布の裏に貼って、ハリやコシを出すためのシート状の素材です。
主にアイロンの熱で接着できるタイプが使われます。
接着芯を使うことで得られるメリット
• 形がきれいに整う
• しっかり感が出る
• 強度が上がる
とくにポーチやバッグ、小物作りには必須アイテムとも言えます!
接着芯の主な種類と特徴


1. 薄手タイプ(やわらかい)
• 用途:シャツの襟やポケット、布小物の補強
• 特徴:布の風合いを生かしつつ、しなやかに仕上がる
• おすすめ:柔らかさを残したい作品に
2. 厚手タイプ(しっかり)
• 用途:バッグ、トート、小物の外側
• 特徴:ハリが強く、形がしっかり保てる
• おすすめ:自立するバッグなどに向いています
3. 不織布タイプ(紙のような質感)
• 特徴:縦横の伸びが少なく扱いやすい。失敗しにくい初心者向け
• 注意:洗濯には弱いものもあるので用途に注意!
4. 布タイプ(織物芯)
• 特徴:自然な布の風合いが残る。アイロンでも貼れるがややコツが必要
• おすすめ:高級感のある仕上がりにしたいとき
接着芯の貼り方のポイント

1. アイロンはドライで、スチームはNG!
スチームだと接着剤がうまく溶けないことがあるので、ドライアイロンを使いましょう。
2. 中温で、押し当てるように
こすらずに、「ぎゅっ」と10~15秒ずつ押し当てるのがコツ。
3. あて布を使う
テカリや焦げ防止のために、ハンカチや薄手の布をあて布として使いましょう。
4. 冷めるまで触らない!
接着剤が冷えて固まるまで動かさないようにしましょう。途中で触るとズレの原因になります。
どの場面でどの接着芯を使えばいいの?
迷ったらまずは**「薄手の不織布タイプ」**がおすすめ!布にもなじみやすく、失敗しにくいです。
使用例:
• ポーチの裏地 → 薄手タイプ
• バッグの外側 → 厚手タイプ
• ネームタグやアップリケ → 布タイプも◎
100円ショップなどで少量パックを購入し、試してみるのもおすすめです。
実際に使ってみた!接着芯あり/なしの比較

比較ポイント:
• 見た目の美しさ
• 強度・耐久性
ちょっとの工夫で、作品の完成度が格段にアップします!
よくある質問(Q&A)
Q1. 接着芯って洗濯しても大丈夫?
→ 種類によります。不織布タイプは洗濯に弱いものもあるため、洗濯する作品には洗濯対応のものや布タイプが安心です。
Q2. 接着芯を貼ったらシワができてしまいました。どうすれば?
→ アイロンを動かしたことが原因かも。次回は押し当てるようにプレスしましょう。あて布の使用もおすすめです。
Q3. どこで買えますか?
→ 手芸店、100円ショップ、ネット通販などで手軽に購入可能です。初心者には100均の少量パックが◎。
Q4. 何回も貼り直して大丈夫?
→ 基本的に一度きりの接着です。ズレを防ぐため、貼る位置は事前にしっかり確認しましょう。
まとめ|接着芯を使いこなして、ハンドメイドをもっと楽しく!
接着芯をうまく使えば、作品の完成度がグッとアップします!
布だけで作るよりもしっかり感が出て、「自分の作品が既製品みたい!」と感じられるはず。
種類を理解して、貼り方のポイントを押さえれば失敗も怖くありません。
ぜひ、あなたのハンドメイド作品に合った接着芯を選んでみてくださいね!