妊娠後期、切迫早産で入院中。
安静生活にも少しずつ慣れてきた頃、つい気が緩んでしまう…そんなこと、ありませんか?
入院3日目の朝、私もまさにそんな状態でした。
目覚めた瞬間「今日は体が軽いかも?」と感じ、ベッド上でしばらくスマホをいじってしまいました。
たったそれだけ、と思いがちですが、お腹の張りがじわじわと強くなってしまい、再びモニターでのチェックに。
結果、張りの頻度が高くなっていたため、
この日は昨日よりも多くモニター装着してもらうことに。
“ちょっとの無理”が大きな負担になることを痛感しました。
また、指先のしびれもあり、看護師さんに相談したところ、点滴の針の状態があまり良くなかったようで、少し点滴が漏れていたとのこと。そのせいで張り止めの効果が十分に出ていなかった可能性があり、針を入れ直し、点滴の濃度もアップ。ようやく張りも落ち着いてきました。
そしてこの日は、お風呂にも入れないため、看護師さんに清拭をしてもらいました。
体をさっぱり拭いてもらえるだけでも、気分がずいぶん違います。でも、シャワーが浴びられない生活が続くと、肌の乾燥が気になってくるのも事実。そんな中で助けられているのが、保湿グッズたち。
私が持ち込んでいてよかったと思ったのは以下のものです:
• ワセリン(全身に使える万能選手)
• リップクリーム(点滴中も唇はカサカサになりやすい)
• ハンドクリーム(手洗い後すぐ塗るのがポイント)
清拭後にすぐ塗るだけでも、だいぶ違います。乾燥するとかゆみや不快感にもつながるので、「清拭+保湿」はセットで意識するようにしています。
体調が少し良く感じる日ほど、動きたくなる気持ちはとてもよくわかります。
でも、切迫早産の場合は「無理せず、動かないこと」がいちばんの治療になることも。
ベッドの上での生活でも、油断せずに過ごすことが大切だと、改めて感じました。
妊婦さんの“意外な悩み” 〜便秘との闘い〜
そしてもう一つ、見過ごせないのが便秘の問題。妊娠中はホルモンの影響や運動不足もあって、便秘になりやすいですよね。
私もすでに6日間出ていない状態…。
酸化マグネシウムを飲んでいるものの、いまいち効果がなく、「いきめない」と相談したところ、これまでの毎食後1錠→2錠に増量となりました。
妊娠中は、「出ない」のに「いきめない」というジレンマがつらいですよね。
無理な力みは避けたいところなので、医師や看護師に早めに相談するのがベストです。
最後に:がんばらないことを、がんばる
入院中は、つい「元気にならなきゃ」「赤ちゃんのためにがんばらなきゃ」と思いがち。
でも本当は、「何もしない勇気」こそ必要なのかもしれません。
ベッドの上で静かに過ごす時間も、赤ちゃんにとっては大切な時間。
今日も赤ちゃんと一緒に、ゆっくり一歩ずつ前に進めたことに感謝して、明日もまた、無理せず過ごしたいと思います。