朝からお腹の中で元気に動きまわる我が子。
蹴る力がしっかりしてきて、「おお、今日も元気だな〜」なんて笑ってしまうほど。
そう、今日からついに35週目に入りました。
まだまだ「いつ退院できるか」は見えないし、「もう大丈夫」とは言い切れない週数。
それでも、ここまで辿りつけたことが、私にとっては大きな一歩で、正直少しホッとしています。
同時に、日に日にお腹は重くなり、身体の動きが鈍くなっていく感覚に、戸惑いも。
張りやすさも変わってきてるのか、座るだけでもお腹が突っ張るような…。
「35週って、こんなにしんどいのか」と実感中です。
今日は張りも落ち着いていたので、シャワーの許可が出ていたのですが、
いざ準備しようとすると、どうにも体が重たくて、しんどくて…
結局、シャワーは断念して、洗髪と清拭に切り替えてもらいました。
体力が思うように持たない自分に少し情けなさを感じつつ、
でも、看護師さんが「無理しないでね」と言ってくれたその一言に救われました。
そして、夜のこと。
先生が病室に様子を見に来てくださって、「落ち着いているね」と声をかけてもらったとき、
私の中で、なぜかぐらぐらっと心が揺れました。
「…私、今日けっこう張ってたと思うんだけどな…」
「張ってるかどうか、自分でも分からなくなってきてて…」
そんな不安がぐるぐると頭の中をまわって、気づいたら涙がぽろぽろ。
思わず、看護師さんに気持ちを聞いてもらいました。
この数週間、「張ってる気がする」とか「たぶん落ち着いてきたかな」とか、
ずっと感覚だけで自分の状態を判断してきたけれど、
最近その感覚が頼りにならないような気がして、
「私、大丈夫なのかな?」って、自信がなくなってしまったんです。
でも、看護師さんが話を聞いてくれたあと、
「週数的に、ある程度張りが出てきてもおかしくない時期だよ」って優しく言ってくれて。
その言葉に、また少し肩の力が抜けました。
“これくらいの張りは普通なんだ”と思えることで、
不安だった気持ちが、少しだけ安心に変わっていくのを感じました。
これからは、「張ってる?」と思ったら、まずは自分でお腹を手で触ってみる。
感覚だけに頼らず、身体と少しずつ対話していこうと思います。
まだまだ続く入院生活。
不安になることも、泣きたくなる夜もあるけれど、
それでもひとつひとつ、自分の気持ちと向き合って、
赤ちゃんと一緒に乗り越えていきたいなと思えた一日でした。