【入院生活13日目】35週突入と、涙した夜のこと

朝からお腹の中で元気に動きまわる我が子。

蹴る力がしっかりしてきて、「おお、今日も元気だな〜」なんて笑ってしまうほど。

そう、今日からついに35週目に入りました。

まだまだ「いつ退院できるか」は見えないし、「もう大丈夫」とは言い切れない週数。

それでも、ここまで辿りつけたことが、私にとっては大きな一歩で、正直少しホッとしています。

同時に、日に日にお腹は重くなり、身体の動きが鈍くなっていく感覚に、戸惑いも。

張りやすさも変わってきてるのか、座るだけでもお腹が突っ張るような…。

「35週って、こんなにしんどいのか」と実感中です。

今日は張りも落ち着いていたので、シャワーの許可が出ていたのですが、

いざ準備しようとすると、どうにも体が重たくて、しんどくて…

結局、シャワーは断念して、洗髪と清拭に切り替えてもらいました。

体力が思うように持たない自分に少し情けなさを感じつつ、

でも、看護師さんが「無理しないでね」と言ってくれたその一言に救われました。

そして、夜のこと。

先生が病室に様子を見に来てくださって、「落ち着いているね」と声をかけてもらったとき、

私の中で、なぜかぐらぐらっと心が揺れました。

「…私、今日けっこう張ってたと思うんだけどな…」

「張ってるかどうか、自分でも分からなくなってきてて…」

そんな不安がぐるぐると頭の中をまわって、気づいたら涙がぽろぽろ。

思わず、看護師さんに気持ちを聞いてもらいました。

この数週間、「張ってる気がする」とか「たぶん落ち着いてきたかな」とか、

ずっと感覚だけで自分の状態を判断してきたけれど、

最近その感覚が頼りにならないような気がして、

「私、大丈夫なのかな?」って、自信がなくなってしまったんです。

でも、看護師さんが話を聞いてくれたあと、

「週数的に、ある程度張りが出てきてもおかしくない時期だよ」って優しく言ってくれて。

その言葉に、また少し肩の力が抜けました。

“これくらいの張りは普通なんだ”と思えることで、

不安だった気持ちが、少しだけ安心に変わっていくのを感じました。

これからは、「張ってる?」と思ったら、まずは自分でお腹を手で触ってみる。

感覚だけに頼らず、身体と少しずつ対話していこうと思います。

まだまだ続く入院生活。

不安になることも、泣きたくなる夜もあるけれど、

それでもひとつひとつ、自分の気持ちと向き合って、

赤ちゃんと一緒に乗り越えていきたいなと思えた一日でした。

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