育児で悩んだこと|ミルクの量と泣いた時の対処法

育児は毎日が試行錯誤の連続。初めての赤ちゃんとの生活の中で、私が特に悩んだのが「ミルクの量」と「泣いた時の対応」でした。

退院してすぐの頃、病院からは「1回60mlでOK」と言われていたので、その量をきちんと守っていました。最初は赤ちゃんも満足していたようで、あまり泣くこともなく、育児も思ったより穏やかに進んでいました。

でも、日が経つにつれて様子が変わってきました。授乳しても3時間も経たないうちに泣き出すように。60mlでは足りなくなってきているのかもしれない…とは思いつつ、「新生児は胃が未熟」と聞いていたので、量を増やして大丈夫なのかとても不安でした。

さらに、ミルク代も気になる時期。無駄にしてしまったらもったいない、そんな気持ちもあって量を増やす決断がなかなかできませんでした。

そんな中で教えてもらったのが「体重×○ml」という計算方法。

目安ではあるけれど、「参考になる基準」があるだけで心がぐっと楽になりました。吐き戻しがなければ大丈夫、という病院の言葉も思い出しながら、赤ちゃんの様子をよく見て少しずつ調整していくようにしました。

そしてもうひとつの悩みが、「赤ちゃんが泣き止まないこと」。退院してすぐはよく寝てくれていたのに、数日後から夜中も頻繁に泣くようになりました。

最初は泣いたらすぐに抱っこ。でもそれを繰り返しているうちに、自分の体が限界に。肩や腰が痛くなってきて、疲れとストレスが溜まり、赤ちゃんに優しく接する余裕がなくなることもありました。そんな自分に自己嫌悪…。

でも、ある時ふと思ったんです。「私が笑っていないと、この子もきっと不安だよね」と。

それからは、「泣いた=すぐ抱っこ」ではなく、まずは泣いている理由を一つずつ確認するようにしました。おむつ?お腹?暑くない?暗すぎない? それでも落ち着かなければ、少しの間そばで様子を見ながら声をかける時間をとるように。泣いている時間=すべてが悪ではない、と考えられるようになってから、自分の気持ちにも余裕が持てるようになりました。

もちろん、今も完璧ではありません。でも、完璧じゃなくてもいい。育児は毎日のこと。がんばりすぎず、手を抜けるところは抜いて、自分にも優しくしながら子育てしていきたいと思っています。

誰かの「こうすれば楽になるかも」が、あなたの育児のヒントになればうれしいです。一緒に、少しずつバランスを取りながらやっていきましょうね。

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