子育てを通して「人として成長する」日々

子育てって、本当に毎日があっという間に過ぎていきますよね。

出産前までは、自分のことだけ考えていればよかった生活。好きな時間にご飯を食べて、ゆっくりお風呂に入って、眠くなったら寝る。それが、赤ちゃんが産まれた瞬間からガラッと変わりました。

自分の時間なんてものはどこへやら。泣き声が聞こえたらおむつ?ミルク?抱っこ?と頭をフル回転させて、やっと落ち着いたと思ったらもう次の時間。そんな繰り返しで、1日があっという間に終わってしまう。

でもそんな日々の中で気づいたのは、「私、人としてちょっとずつ成長しているかも」ということでした。

夫婦のコミュニケーションも試行錯誤

育児が始まると、それまで見えなかった価値観の違いが夫婦の間に現れることも多くなりました。

私たちもたくさんぶつかりました。主人とは、考え方や子育てのスタイルが違っていて、どう伝えていいか分からないことが山ほどあって。

私は話す時に主語が抜けがちで、うまく伝わらないままイライラしてしまい、喧嘩になることも。

今思えば、お互いに「初めての子育て」で不安や余裕のなさがあったんだと思います。相手の立場になって考える…頭では分かっていても、心がついていかない日もありました。

でも、何度も話し合いながら、お互いに「ありがとう」「ごめんね」を伝えることの大切さを学びました。

「感謝」は、心の支えに

出産前も感謝の気持ちは持っていたつもりでしたが、子育てが始まってからはその想いが何倍にも増しました。

赤ちゃんを抱っこしていて荷物が持てなかったとき、知らない人が「手伝いましょうか?」と声をかけてくれたこと。

外で赤ちゃんが泣いてしまい焦っていたら、他のママさんが「うちもそうだったよ」と笑ってくれたこと。

家族はもちろん、街で出会う人たちにも支えられて、子育てができていると感じます。

人のやさしさに触れるたびに、私も誰かを支えられる存在になりたいと思うようになりました。

子どもがくれた「人とつながる力」

もともと私は、初対面の人と話すのが得意ではありませんでした。どちらかというと、人見知りで、自分から話しかけることなんてほとんどなかったんです。

でも、子どもが生まれてからは変わりました。

検診や育児相談、児童館などで自然と他のママたちと話す機会が増えて、「同じように悩んでるんだな」と安心できたり、逆に自分の経験が誰かの役に立つこともありました。

子どもを通して、私自身の世界がどんどん広がっていくのを感じています。

最後に

子育ては大変。でも、思い通りにいかないからこそ学べること、気づけることがたくさんあります。

完璧じゃなくても大丈夫。泣いて、笑って、悩んで、少しずつ前に進めばいい。

今日も、我が子の寝顔を見ながら「私、ちゃんとやってるよね」って、自分を褒めてあげようと思います。

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