育児の分担、わが家のやり方と感じたこと

育児が始まると「どうやって分担するか」は大きなテーマですよね。

特に赤ちゃんのいる生活は24時間体制。誰か一人が抱え込んでしまうと、すぐに心も体も限界が来てしまいます。

わが家では、話し合いの末「時間で分ける」スタイルを取り入れています。

朝7時〜夜10時までは私(妻)が担当し、夜10時〜翌朝7時までは夫が担当。

一日の流れをざっくり区切ることで「自分の担当はここまで」という意識が持てて、少し心が楽になりました。

もちろん、時間だけでなく家事も分担しています。

夫は料理とゴミ出しを担当。私は洗濯や掃除を中心に。

お互いに「得意・不得意」や「仕事とのバランス」を考えた結果、自然とそうなりました。

最初の頃は「私ばかり大変かも」と思う瞬間もありました。

特に日中は赤ちゃんと二人きりになることが多く、泣き止まないと途方に暮れることも…。

けれど夜は夫がしっかり見てくれるので、その間に私は眠ることができます。

「夜は任せられる」という安心感があるだけで、日中の踏ん張り方が変わってくるんです。

お互いに「相手の頑張り」を知るきっかけになったのも、この分担法の良いところです。

とはいえ、分担には完璧はありません。

「疲れているけど、ちょっとだけ代わってほしい」と思う日もあります。

そんな時は「ごめん、今日は無理そう」と素直に伝えるようにしました。

話し合いながら柔軟に調整していくことが大切なんだと思います。

育児の分担に正解はなく、家庭ごとにやりやすい形があります。

「時間で分ける」でもいいし、「お世話の種類で分ける」でもいい。

大切なのは、どちらかが我慢して潰れてしまわないようにすること。

私自身、まだ手探りですが「分担は夫婦関係を守るためのもの」だと感じています。

相手に任せる勇気、自分の疲れを正直に伝える勇気。

その積み重ねが、育児を少しだけ楽にしてくれる気がします。

もし今、分担に悩んでいる方がいたら…。

まずは「ここだけでも代わってほしい」と小さくお願いしてみてください。

完璧に分けようとしなくても、ほんの少しの工夫で気持ちはずっと楽になるはずです。

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