【入院生活17日目】臍の緒と痛みと、不安と支え

今日は朝から少しバタバタした一日でした。

毎朝恒例のモニターをつけたとき、助産師さんから「赤ちゃんの心拍が一瞬、元気がなくなったみたい」と言われて、心臓がギュッと締めつけられるような気持ちになりました。

すぐにエコーで確認してもらったところ、どうやら臍の緒(へその緒)が赤ちゃんに絡まっていたようです。でも幸いなことに、すぐに心拍は戻って、その後も問題なさそうとのことでひと安心。

何事もなかったように見えるその小さな体の中で、こんなにたくさんのことが起きているのかと思うと、改めてお腹の中で命を育てていることの大変さと尊さを実感しました。

そして、もうひとつの試練。

点滴の針交換がありました。

これがなかなか痛い…。入院生活も17日目ともなると、針の入れ替えも何度目かになりますが、やっぱり慣れるものではありませんね。腕の内側や手の甲、血管の様子を見て何度かやり直すこともあり、毎回少し緊張します。

それから、ここ数日間感じていた「膣の方の痛み」が、今日は特に気になりました。

朝も、夜も、動くたびにチクチク、ズキズキとするような感じ。

この痛みが何なのか、張りとは違うし、出血などもないけれど不安になります。

お腹の張りは薬でコントロールされていても、こういうちょっとした変化があると、「これって大丈夫なのかな…?」とすぐに頭の中がグルグルしてしまいます。

それでも、午後には赤ちゃんのモニター結果が安定していたので、許可をもらってシャワーを浴びることができました。

湯船には入れないけれど、シャワーだけでも本当にスッキリします。

お腹を支えながらゆっくりとお湯を浴びて、ちょっとだけリフレッシュできました。

とはいえ、やっぱり今日は気持ちの浮き沈みが激しかったです。

午前中の不安や体の痛みもあって、気づいたら涙が出ていました。

「大丈夫だよ」と自分に言い聞かせても、心の奥では不安が渦巻いていて、なんとも言えない気持ちになります。

でも、そんな私を支えてくれているのは、やっぱり家族。

電話で話すだけでも、声を聞くだけでも、少しだけ気持ちが楽になります。

「赤ちゃん、頑張ってるね」「ママもえらいよ」って言ってもらえると、また前を向こうと思えます。

本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。

明日もまた、穏やかに過ごせますように。

赤ちゃんも、私の体も、どうかこのまま元気でいてくれますように。

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